砂漠の宝石



一人の女官に託され、涼しげな水色で統一された部屋に案内される


家具も値段が張りそうな細かい彫刻が施されたアンティークだ



ベッドは今までの過ごしたどの場所よりもふかふかだった



でも、私は眠れなかった



人が来るはずがない、そう分かっているのに・・・


信じているつもりでいるのに、どうしても信じられない


うとうとしても小さな物音ひとつで物凄く怖くなる


いつからこんなに臆病になったのだろう?






結局私は眠れなかった