カルマside


奴隷なんて可哀想だ



絶対買わない!



今日はその気持ちが大きく揺らぐ出来事があった


いつものように、お目付け役のサザンと言い合いをしながら、向かったその先には・・・


絶対に手放せないような女の子がいた

初めて欲しいと思った人・・・


綺麗な海色の髪も、瞳の色も顔も

見た瞬間に惹き付けられた



でも・・・



何よりも''光''だった

彼女の瞳には光が入っていなかった

表情もなく、諦めた顔



何故だか目が離せかった