危険な愛を抱きしめて

 やっぱり、この男たちがやって来たのは、アヤネの仕業だったのか!

 しかし、ちゃんと話し合いや、連携がとれているわけでもないようだった。

 雇っているはずのアヤネ自身も、男に脅されて、ひっと喉が鳴った。

 このまま、放っておけば。

 由香里のほかにも、アヤネ自身も連れて行かれるかもしれなかった。

 あっけなく殴り倒され。

 出血している風ノ塚が、男たちと交渉すべく。

 もう一度立ち上がりかけるのを……オレが、制した。

「続きは、オレが代わってやるよ。
 荒っぽいことは、嫌いじゃねぇ」

「でも~~
 村崎君~~!」

 心配そうな顔の風ノ塚に、オレは、笑ってみせた。