桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅱ









秋「…………俺は、見る。……怜香を、信じてたから………」







それは、総長室に入ってからずっと一言も話さなかった秋斗だった。


「見る」という覚悟を決めたのを、言葉にして伝えた。






なかなか自分の意思を伝えない秋斗がそう言ったことに、僕を除いた3人は軽く目を見開いていた。







春「……じゃあ、僕も見る。秋斗が見て、僕が見ないのもおかしいじゃん」



悠「……俺も」




秋斗にならって見ると言った2人は、何故かスカッとしたような顔をしていた。その理由はわからないが、なにか重りが取れたのだろう。


そう僕は解釈した。