桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅱ







"怜香さん"








その言葉を出せば、総長室の空気は瞬く間に重くなり、凍りついた。




その凍りついた空気をもろともせずに僕は続けて口を開く。





「静かに聞いてください。



今から話すことは……すべて事実です」