桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅱ






蓮「……すばる、由莉を家に帰すほど誰かに聞かれたくない話なのか」



「……………」






その問いかけに、僕は無言で頷く。


僕の返事を聞いた(見た)4人は、スッと顔を引き締める。



僕はそのみんなの顔を見ると目を伏せた。





「………今から話すことは…ここの、姫のことなんです」



春「…? 由莉ちゃんのこと? それがどうかしたの?」







「…由莉さんのこともそうですが──私たちが追い出した、怜香さんのことです」