桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅱ




───あんなに、必死になって訴えてたじゃないか。


「私はやってない」「信じて」って.........




「.....れ、蓮たちに報告──」



座り込んでいた床から立ち上がったとき、ガシャンッと鈍い音がした。


音がした方に目を向けるとパソコンが転がっていた。



角から落ちたであろうそれは、画面の角から細かくヒビが入り割れていた。


動揺の隠せない、不安定に揺れている2つの目は、しばらくそれを見下ろしていた。