浩一君と住まいをシェアハウスに移した


浩一君は、彼女と別れたらしい


あたしは、浩一君が好き






だけど、もう片想いのままでいい

そしたら、傷つくこともないはずでしょ




あたしは、奏汰がいてくれたらいい




あたしの味方


あたしの生きる理由は、奏汰だけ



彼女になんて、ならなくていい



ただ、奏汰と普通に生きていたい



とはいえ、東京に来てから


〝デート〟


というものに憧れを持っているあたし


女から誘っていいものか?


悩んでるとき、プリクラを撮りたい!!


なんて言いだしたから


誘っちゃった/////


奏汰まで、照れてる


どうしよう/////


沈黙とか、苦手


陽太が来てくれて助かった!!


いい雰囲気だったとか言うから


誤解されたら、奏汰に悪い


必死に冷静を装う



ホワイトデーにしたデート


あたし達は、なぜかギクシャク

このドキドキは、なんなの?


結局、目的のプリクラは、撮れなかった


映画の内容だって、さっぱり



奏汰もそうだったみたい



はっきりいって、疲れた……




奏汰とは、一緒にいるだけでいいな