「ふーん…」 ニヤッと笑う青瀬を あたしは キッと睨みつけた 「で?終わったわけ?」 青瀬は何事もなかったように 机の上に散らばるプリントを見る。 「…終わったけど……」 「…じゃ、帰るか」 「……うん…」 時計を見ると もー6時だ… 冬のこの季節は 暗くなるのは早い… とっくに外は暗い…… あぁ、雑用を頼んだ先生を恨む。