「おはよう」



「あ、香織おはよう」



柊とあまり顔を合わせたくないからいつもより早く学校を出た。


だって、恥ずかしいじゃん。



昨日あんなことがあったんだよ。



ダメダメ、思い出しちゃ。



でも、思い出しちゃう。



だって、私の好きな人にキスされちゃったんだよ。




今は人生の中で一番幸せだー。