七色の明日




「くそっ」


「はっはーん」


「そんなこと言ったら襲うぞ」

「キャー、助けてー」



そういって、逃げ回っていたら、何かに引っ掛かった。

「おっとと」

「あっぶねー」


顔をあげた瞬間私と柊は目を見開いた。

だって、柊の顔が凄く近くにあったから……