どうして人に言われるまで気づかないんだろう。 どうして、この人なんだろう。 冷蔵庫に寄りかかってしゃがみ込む。 私が誰と何してようが関係ないなんて言わないで。 私は気になるよ。 私は司が他の人といると思えば気になるよ…… 「………好き、だから。」 小さく言葉にしてみれば、涙が溢れた。 ああ、私……司のこと好きなんだ。 認めてしまえばもう戻れない。 いつからだろう、なんて考えてもわからない。 いつの間にか、どうしようもなく好きになってしまっていたんだ。