sweet♡marriage〜俺様御曹司と偽装婚約〜






「最年長って貴方も私と3歳しか違わないでしょ。事あるごとに最年長って言わないでくれるかしら。」


力強い視線が古賀さんを捉える。

す、凄い目力……



「そんなに睨まなくても〜、元々このプロジェクトチームの平均年齢は若いし、何も怒ることないでしょ〜」



なんて、古賀さんは宥めるようにするけれど
麗香さんは不機嫌そうなまま。

女性に年齢の話は御法度だよね…



「そんなことより、NYの坂本くんから貴方に電話が入ってるわ。こんなとこで油売ってないで持ち場に戻りなさい。」



「やばっ!坂本っちゃんすっかり忘れてた!ごめん、梢ちゃん、無駄につき合わせちゃって。意見参考にさせてもらうよ!」



古賀さんは名残惜しそうにするも
麗香さんに睨まれ、いそいそと去ってしまった。



「ったく、調子が良いんだから。ちょっとは真面目にしてほしいものよ…」



麗香さんはボソッと呟くと私に向き直る。

彼女の力強い視線に思わずたじろぐ。



「それにしても驚いたわ。あの司が結婚だなんて。社長の選んだ婚約者はあっさり断ると思ってた。でも、貴方の様な平凡な学生を選ぶなんてね。」



麗香さんはフッと艶っぽい笑みを浮かべ私を見据えた。

学生って……気づいていたんですか…