「やっぱり梢ちゃん、可愛いね。オレの周りにはガッツいた女の子しかいないから……そういう純粋なのすごい新鮮だよ。こりゃ、アイツが気に入るわけだ。」
なんて、古賀さんは頬杖をして私を上目遣いで見つめる。
「結婚式を挙げるなら梢ちゃんはほのぼのとした穏やかな式がいいんだ?」
結婚式を挙げるならって
そんな予定も相手もいないけど…
もし、心から好きだと思える相手にまた出会えるのなら……
「自然に囲まれてるのとかいいなって思います…海の近くとか。あと、私、お花が好きなので来た人がみんな幸せ気持ちになれるようにお花をいっぱい飾って、穏やかで明るく楽しい感じにしたいなって……」
ベラベラと熱く語る私を見て、古賀さんはクスクスと笑う。
またやっちゃったよ、私。
「お花に囲まれた花嫁の梢ちゃんは、さぞ可愛いんだろうね。」
は、花嫁……
いつか私も、そうなれる日が来るのだろうか。
私の隣に立つのはどんなひとなんだろ。
目を閉じて考えても、全く想像がつかなかった。
とにかく、隣に立つ相手は一ノ瀬司みたいな鬼ではありませんように!!
願いを込めて目を開くと、目の前に古賀さんの端正な顔が迫っていた。
…………え!?

