振り返ると、そこにはSoul Loversの神尾梨央が立っていた。 予想外の人。しかもキラキラの芸能人オーラを纏った、綺麗な梨央さんにびっくりして声が出ない。 そんな私の様子なんてどうでもいいように、梨央さんは上から下まで舐めるように私の姿を観察する。 「へー。あなたがね」 梨央さんの声音に『がっかりした』って落胆の色が見えるのは、ただの勘違いじゃないはず。 事実、彼女は、 「ふつうね」 つまらなそうに、そう言った。