Soul Lovers~世界で一番愛する人へ~




ぼーっと火照った顔で、綺麗な七倉さんの顔を眺めていると、七倉さんがレジ袋を私の手から奪った。



「家に帰るんでしょ?送ってあげる」



そう言って、さっきまで私が歩いていた方向に向かって歩き出した七倉さん。



「え?待って、待ってください!」



数秒遅れて我に返った私は、慌てて七倉さんの後を追った。



「1人で帰れますから!!」



七倉さんの手からレジ袋を奪い返そうと手を伸ばすと、



「暗い夜道に、か弱い女の子を一人歩きさせられないから」



歩みを止めることなく、そう答える七倉さん。