いつもと同じように朝練して、授業を受けて、部活の午後練に出て、家に帰る。
いつもは亜理沙が一緒だけれど、今日はなぜか学校に来なかった。
電車に乗って横浜駅で降りる。
駅から家に帰る途中のスーパーに寄って、買い物をした。
レジ袋いっぱいの食料品を詰め込んでスーパーを出ると、暗くなった夜道を帰る。
とことこと歩く自分と同じ速度で、後ろを歩く足音に気づく。
なんとなく気持ち悪くて早足になると、後ろの足音の速度も速まる。
「やだ……」
背筋に悪寒が走る。
恐くなって、通学かばんとスーパーのレジ袋を両手で抱えて、全速力でダッシュした。


