短い間だったけど、 七倉さんがいた世界は、きらきらと眩しくて。 私を幸せにしてくれた。 けど私たちの結末を、はじめから知ってたら。 私はあなたを好きにならないように、努力しました。 七倉さん。 今、聞きたいです。 あなたを好きになったのは、間違いですか? 答えのない問いかけを、空に向かって投げかけた。 雲に覆われた空は、今にも泣き出しそうな灰色だった。