夏の終わり、恋花火

光太郎はいいよいいよ、って笑ったけど
なんだか気まずくていたたまれない。

心と身体がうまく繋がってない感じがする。

遠くに拓海くんとあゆみを見つけた。
相変わらず仲がよさそうだ。

何も気にする必要なんてない。

光太郎が、ピンクと水色と黄色の綿あめを買ってくれた。
わざとらしく喜んだ。

河原の並びの芝生のグラウンドにビニールシートを敷いてみんなで座った。


「始まるよ!!」


開始を知らせる小さな花火が上がった。