良かった… そう思い私が安堵のため息をついたと同時に、 星の顔がドアップで私の瞳に写し出された。 「彩葉…大丈夫かぁ?」 と心配そうな顔で星がそう呟いた。 「だ、大丈夫だよ!それより…顔近いよ!」 私がそう叫ぶと星が顔を真っ赤にさせて「わりぃ…」そう呟きながら後退りした。 ドキドキ また私の胸が大きく高鳴る。