あと10分ぐらいで水族館に着く。 「ねぇ彩葉…星逹寝てる?」 「ちょっと待ってね」 そう言ったあと私は前の座席にいる星と山口くんを見た。 2人は寄り添うように寝ていた。 「うん寝てるよ…」 私がそう言うと晴香が何か言いたそうな顔をしていた。 「私…山口くんに告白しようと思う!」 突然の言葉に驚きつつも晴香に協力することになった。