「そこにお掛けください」 山中さんに言われるがままいすに座る。 診察室に沈黙が流れた。 「あの?大事な話って…」 最初に沈黙を破ったのはお母さんだった。 「あの…今から言うことを冷静に聞いてください」 山中さんの真剣な顔に思わず息を飲む。 山中さんの口から信じられない言葉が発せられた。