「…あっ!ありがとうございます。」




「あぁ。気を付けろよ。
あと、青柳行くんだろ?もう、あと一分で電車来るけど、痛いんだったら病院行って、帰れば。」




透き通るような声。
さらさら流れるような黒髪。
高身長で、整った顔立ちの男子高校生。




世に言う。イケメンだ!




目が合っただけで、吸い込まれそうになる瞳。




服からフワッと香る洗剤の匂い!




顔を見ただけで、ドキドキと胸がなる。




「は、はい!ご心配ありがとうございますっ!」




「…ん。」