【拓登side】

美帆どうしたんだ?

「拓登、みぃーちゃんどうしたんだ?」

「美帆はなんか過去があるんじゃないか?さっき、離れないとか言ってただろ!?」

「そういえば、そうだな。」
と蓮。


「お前ら、先に授業出てこい!!こいつが泣き止むまでここにいなきゃいけねぇから…」

「「「「おう!!」」」」


と言ってあいつらは屋上からでた。


なんだろう?こいつの顔見ると悲しそうな顔してるんだよな!?


『ぅ~ぅ…ひっく…た…たく…たくとさん…』


「どうしたんだ?」


一体何があったんだよ?こいつ…。
俺は気がつけば美帆の事を抱き締めていた…



『たっ…たくと……さん!?』


「お前のそばにいる…だから、もう泣くな…」


無言のままだった…。
そして、美帆が話し出した。


『私…、今は言えないけど言える日がきたら言うね…』


「あぁ~!!ありがとな…」

『でも、これなら言えるかな!?私、この髪の毛ウィッグだよ!!この目もカラコン…私の過去いうときにみせるね!!それまで誰にもいわないで…』


「……おう……」



『拓登さん…頼りに…なりそう…!!』




「俺の事、呼び捨てで呼んで…!!後メアド交換しよ!!」



『いいよ』



と言ったので交換した…



でも、その後沈黙が続いた…。