『菜々ちんは?おにぃちゃんのたっちゃんが、死んでもいいってことぉ?美魅っち、誰のことなのぉ?』

なにこいつ、さっきっから、いってんじゃん?
『そーだよ?私は、達也を殺すためにここに来たんだから。美魅は私の双子の姉。よーするに達也の妹、だね?知ってるー?達也はね実の妹美魅のこと、殺そうとした張本人。それから、ずっと、美魅は植物状態のまま。』
『んな、わけねーだろ?俺らのトップ様が、そんなことで、くずれるわけねーだろ?』

なーんだ、つまんなーい。
『さぁさぁ、いつまで、その生ぬるい友情続くのかな?あっ!一つだけいいこと教えてあげる。あんたらのなかに裏切りものがいるよ?あんたら、いま戦ってるチームがあるんだって?でも、そのチームにあんたらの情報駄々漏れ笑笑。せいぜい、頑張りなぁー』