すぐさま問題を解き始める。


とりあえず、ちゃんと解けてるかしっかり監視。


その時々でつまずいてるとことか、手が止まってるとこを見つけて教える。




そんな感じ。





「ん〜……」



永澤くん、うなってます。



「どこの問題が分からない?」


今やってるのは国語の問題。


どうやら、文系は苦手みたい。



「文法とか……あと漢詩。書き下し文ってなんだっけ?」


「うんと、そこはね……」



ずっと前にやったとことかが分かんないのかな。

忘れちゃうもんね。


「あー!そーいうこと」


よかった。ちゃんと理解してくれた。

うん、順調!