「────まあ、話戻すけど」 涼しい顔の永澤くん。 ……いや、そらしすぎですっ! 「奏人……アイツ大学生で、なんか色んなとこほっつき歩いてるらしくて。 俺もさっき、月乃と一緒にいた時……怒りで誰だか分かんなかったけど、 よくよく見たら奏人で……。顔……久しぶりに見た」 ほえー、だからあの時、ちょっと間があったんだ。 先に気づいたの、お兄ちゃんの奏人さんの方だったもんね。 ……え、でも……。久しぶりって、なんかおかしくない?