「────っ!!!」 永澤くんの言葉を待たずに駆け出す。 「つ、月乃……っ?!」 呼び止められたけど、そのまま走った。 ────そ、だよね。 『触んないで』って言ってた……。 私……何してんだろ。 ……嫌われちゃった。 私が触れたいとか触れて欲しいとか思うから…… 気持ち悪いって思われちゃった。 すごくすごく、馬鹿みたい。 いつの間に、こんな欲張りになっちゃったんだろ……。 あぁ、もう。 今日は世界で一番最悪な日だ。