「このカエル、可愛くない?俺好きなんだけど」 にっと笑って、私が持ってたあの気持ち悪いカエルを指さす。 ……ずいぶん、変な趣味なんですね……。 ────いや、きっと私が、気にしてると思っていってくれたんだ。 だってカエルにもう1回向き合った時、顔引きつってたもん……。 ……優しいなぁ……、もう。 好きって気持ち、溢れてとまんない。