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風が強い戦場ー…


全身に血を浴びながら、少女は刀を振るう。


彼女を止めるべく、必死に刀を受け続ける青年。


沖田さん……?


全身傷だらけになって、息も上がっている。


このままじゃ沖田さんが死んじゃう。


助けなきゃ…助けなきゃっ!


必死に二人のもとへ走っていくけれど。


「え……」


沖田さんに斬りかかる少女はー…


狂い咲いた桜のような目をした彼女はー…


あれは………



私?




───・・・