「へ、平助くん……」 「お遣いのこと、完全に忘れていますね」 沖田さんがため息をつく。 平助くんてば……。 まるで遠足前の小学生みたいだよ。 かわいいけどさ。 「まあいいだろう。たまには皆も息抜きも必要だ。 今日は楽しんできなさい」 近藤さんは笑顔で了承してくれた。 さすが新選組の局長は心が広い。 だから皆に慕われるんだろうな、と改めて思った。 「ありがとうございます。行ってきます!」 こうして、新選組隊士のお花見会が開かれることになったんだ。