端から見たらバカな男だと思うだろう。

でも、好きな人から誘われたら断れないのが男心と言うものだ。

「じゃあ、また前のところで待ってますね。」

そう笑顔で言って仕事に戻っていった。

あの笑顔には負けてしまう…。

そう言えば、あの手紙が無くなったこと桜は気がついているのだろうか。

気がついているのなら俺に何かしら言ってくるだろうから気がついていないのか。

にしても、今まで持ってるなんてそんなに大切に保管してたのか?

その事後で聞いてみるかな。