「よろしくお願いします。」

私は軽くお辞儀をする。

今日からは先生としてしっかり生徒をサポートしていきたい。

だから先輩のこの先生からは教わることもたくさんあるだろうし、新人の私には色々とこの先生には迷惑をかけてしまうだろう。

「さ…桜…?」

私はニコッと笑顔で返事をする。

先生の目は真ん丸くなって驚いている。

小鳥遊 将夜先生。

私の高校時代から好きなひと…