「あーあ、どうしよう」

悠ちゃんの好きな人が私だったなんて。
まぁ、もしかしたら聞き間違いかもしれないし..

うん、そう。きっとそうだよ。

明日から普通に接すればいいんだよ。なにも気にすることなんてないの。

ないのに。

どうして涙がでてくるんだろう。

「ゆ..悠ちゃんの...ばかぁ...っ」


悠ちゃんの一言で
好きって気づいちゃったじゃん。




―――――――――――バーカ。