「………んで…?」 ゆっちゃんは力なくその場に座り込んでしまった。 疑ってる訳じゃない… 「今日はお互い一人で帰ろう」 ただ今のままじゃゆっちゃんを傷つけることしか言えそうにない。 傷つけたくないからってこと分かって欲しい。 俺はひどいとわかっていてもゆっちゃんをその場に置いて歩き出した。 後ろからゆっちゃんの泣き声が聞こえても振り返らずに前を向いたひたすら足を進めた。