少し歩いた頃に俺はゆっちゃんに聞いてみた。
「ゆっちゃんって香水とかってつけてたっけ…?」
俺がそう聞くとゆっちゃんは不思議そうな顔をして…
「ううん?
私香水なんて今までつけたことないよ?」
俺の顔を見てそう言った。
確かに今までいつも隣にいたけど…
いつもゆっちゃんからは柔軟剤とかの匂いしか匂ったことない…
「でもどうして…?」
「いや…なんか香水の匂いがした。」
やっぱりそう言ってもゆっちゃんの顔は不思議そうで…
「え〜?
棗君の気のせいだよきっと」
ゆっちゃんはフフッと笑いながらそう言った。
あんまり納得できないけど…
「…………まぁ…つけてないっていうならつけてないよね」
俺はゆっちゃんにそう言った。
「うん!
つけてないから大丈夫だよ」

