なつめくんの束縛2






「委員会に遅れるんじゃないぞ〜」





午後の授業も終わり帰りのHRも終わって担任が教室中に声をかける。











今日は放課後に委員会の集まりがある。







俺とゆっちゃんは別々の委員会。







…めんどくさい…。









「棗君…がんばろうね?」






ダルそうにしている俺を見てゆっちゃんがそう言った。








「あ〜帰りたい…。」






俺がそう言えば…






「あと一時間後には帰れるよ!」







なんて当たり前な事を言って励ましてくれる。






これもゆっちゃんの優しさなんだろうと俺は思った。








「……ゆっちゃんと同じ委員会がよかった。」







俺がポツリとそう言えばゆっちゃんは何故か嬉しそうで…






「そうすれば色々ゆっちゃんにやってもらえたのに」






と意地悪く付け足して言う。






まぁそんなこと全然思ってないけど…。