「ご…ごめんなさい……。 全然そうじゃなくて……」 そんなのわかってる。 ゆっちゃんは無意識にだから混乱しちゃうんだろうけど… 結局俺が嫉妬するからいけないんだけどね…。 「…まぁゆっちゃんだからしょうがないよね。 色々鈍いし…ね……。」 ハァッと俺は溜息をついて起き上がりまたお弁当のおかずを一口口に入れる。 もぐもぐと噛んでいれば… 「っ……な…棗君……っ…!」 俺の名前を呼ぶゆっちゃんに右腕を引っ張られて… 頬にキスをされる。