それからというもののちょくちょく林道君は私に話かけてきていた。
「また委員会の時はよろしくな〜」
先生を声にはーいと言う声が聞こえる。
やっと帰れる…!
私は鞄を持って席を立つ。
「先輩」
私を呼び止める声。
もちろんこの教室の中で私に話しかける人なんて決まってて…
「一緒に帰ろうよ先輩〜っ」
「ひとりで帰りなよ林道君!」
それに林道君と帰りたい女の子周りに沢山いるだろうし…
それに…
「私、棗君と帰るもん」
これが一番大きい。
棗君以外なんて私には興味がない。
「ほーんと仲良しだね」
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