「委員会に遅れるんじゃないぞ~」







放課後のHRが終わる。



でも今日は委員会の集まりがある。







残念ながら私と棗君は同じ委員会ではなく…







「棗君…がんばろうね?」






委員会の集まりでなにを頑張るのかとなると思いますが…







「あ~帰りたい…。」







彼はものすごくダルそうにしているんです…。







「あと一時間後にはもう帰れるよ!」









ポジティブに考えれば一時間なんてあっという間。








「………ゆっちゃんと同じ委員会がよかった。」






ポツリと棗君がそう呟く。









「えっ…」







その言葉にドキッとしたのも束の間…










「そうすれば色々ゆっちゃんにやってもらえたのに」







ですよね〜………。