｢俺にも噛ませてよ｣






棗君はそう言うと私の唇を優しく噛む。







っ〜…！！



本当にいつもいつも恥ずかしいっ……






けどこんなにも嬉しいから…



きっと私は幸せだ…。








｢っ…ぅ…んん｣








私…こんなに幸せでいいんだろうか…





棗君はイケメンで意地悪だけど優しくて…








｢ゆっちゃんの唇柔らかい｣






………変態で……。












それからというものの私と棗君は長くキスをしていた。