「っ…うぅ…」 私は林道君に引っ張られながら抵抗する気もなく連れていかれる。 たどり着いたのは三年と二年の階を繋げる階段。 林道君は私を階段に座らせる。 「わざわざ教室に来てあんな騒ぐなよ…」 林道君は私にそういうけど… 私にとっては棗君を失いそうなのに冷静にいられるわけがない…。 「な…つ、めくんに事情を説明して…っ… 何もしてないし何の関係もないって…」 我慢していた涙がまたボロボロと溢れる。