犯人達は図書館を出た後、科学室があるエリアに向かい、小さな焼夷弾を空の倉庫部屋に放り込み、炸裂させた。

彼らが通り過ぎた後、隣接した部屋にいた教師が消火を行った。

2人は南通路を進み、第8科学室に向けて発砲した。

次に彼らはカフェテリアに階段を下って入ってきた。

犯人はプロパン爆弾のうちの1つをカービン銃で撃ち、爆発させようとしたが果たせなかった。

犯人はテーブルに残されていた飲み物を一口飲むと火炎瓶を投げた。

最初、火炎瓶は炸裂はしなかったが、二人が階段を上ってカフェテリアから去った後、火事を引き起こした。

この火事は備え付けのスプリンクラーで消火された。

カフェテリアでの一件は防犯カメラに映っており、2人の行動は映像記録となった。

彼らは11時50分過ぎにカフェテリアを去り、学校の主な南北通路の周りに向かい、あてもなく発砲した。

彼らは、南通路を渡り、教室を通り過ぎ、中央事務所へ入った。

その間、2人は教室のドアの小さな窓から中を見て、中の学生と目を合わせたが、中には入らなかった。

2人は事務室を出た後にバスルーム入口に入り、『そこにいる事はわかっている』『俺達は見つけた奴は全て殺す』と言った。

しかし、バスルームの中には入らなかった。

11時55分に二人は再びカフェテリアに現れ、調理場へ行き、3分後に南廊下へ引き上げた。

午後0時2分、犯人達は再び図書館に入った。

図書館からは既に意識を失っていた生徒達以外の生存者は全て逃げ出していた。

2人は窓越しに倉本達と撃ち合おうとしたが無駄に終わり、2名の遺体のそばに行き、自らの銃で自分を撃ち、自殺した。

午後2時38分に、1人の生徒が意識を回復し、窓の方へ這っていった。

彼は外で待機していた倉本達によって窓から救出された。

女子生徒は警察が踏み込んでくる午後3時25分まで図書館の中におり、職員休憩室に隠れていた生徒3人のスタッフと共に彼女は救出された。

最終的に12人の学生と1人の教師が殺害され、24人の学生が負傷。

また、3名の学生が避難の際に負傷した。

犯人2名が自殺するまで約45分の出来事だった。