「おはよう」

環の声に、友人達が華やいだ笑顔を見せる。

「あ~、たまちゃん久し振りぃ!」

「今日は学校来れたのぉ?」

「うん、お仕事オフが貰えたから」

じゃれつく友人達に苦笑いしながら、環はそれでもされるがまま。

こうやってじゃれ合うのも、実に久し振りだ。

「そういえばこの間の写真集買ったよぉ?」

「えーホント?有り難う~」

「クラスの男子達が回し読みしてた。エロい目で見てたよぉ」

「ホントにぃ?教室行き辛いなぁ…」

「駄目だよぉ、あんな布地面積の小さいビキニ着たらぁ」

「そうそう、たまちゃんのじゃ、零れ落ちちゃうよぉ?」

「もしかして最近また大きくなった?何カップだ、白状しろっ!」

「きゃーっ!胸揉まないでぇ!」

年頃の娘、三人寄れば姦しい。