まるで、熟した林檎のような恋でした。






「俺はどうしよっかなぁ。うーん……よし、紅茶にしよう」


「んじゃあ俺も」



俺と遥陽は、どちらも紅茶を選択。


ピッ、とボタンを押したら、すぐにペットボトルが落ちてきた。


しゃがんで飲み物を取る。




「ありがとな、幸」



腕に抱えた4本のペットボトルから、遥陽が2本取った。


何のお礼か、すぐに理解できた。



「礼なんかいいよ」



俺は、当たり前のことをしただけ。わざわざ礼なんていらねぇよ。


友達であり、相談仲間なんだから。




「行こうぜ。碧と要が待ってる」

「そうだな」