まるで、熟した林檎のような恋でした。







2人とも着替え終え、教室に移動する。


教室に入ると、窓側の隅っこで遥陽と要が駄弁っていた。



「遥陽、要、はよー!」

「はよ」


挨拶すれば、すぐに返ってくる。



自分の席にカバンを置いて、俺と碧も隅っこに合流する。


遥陽と要がそろって俺の顔を覗き込んできた。



「な、なんだよ……」


「なんか暗くね?」


「え?」


「な?遥陽」


「何か嫌なことでもあったのか?」



碧と同じところを突かれ、ギクリとリアクションしてしまう。


俺って、ガチでわかりやすかったんだ。これでもいつも通りを心がけてたんだけど。



「あったらしーよ、嫌なこと」


「お、おう……」


「だから、今から、第2回ぶっちゃけ大会を開催しまーす!」




要は主旨を察したのか、碧と肩を組んで「いぇーい!」と盛り上げる。



うわ、来た、ぶっちゃけ大会。

久々だな。