HelloWeen.Kiss




「わー!風が気持ちー!!」


「……。」


「ヒナタ?」


「…あ?」


「もしかして怖かった?」


「…そんなわけねーだろ?……。」


ヒナタが少し弱々しく答えるものだから


「そーれっ!!」

「…ーーーーーっ!」


スピードを出したり、
ぐるぐる回ったり、

とにかくめちゃくちゃに飛んでみた


あらかた飛び終わり、誰もいない公園へと降りた


「はーっ!楽しかったー!やっぱり、飛んだらモヤモヤが晴れたー!」


「…っうぷ。酔った。」


「吐くの?」


「…正直にやばい状況。」


「情けないなー、って言いたいところだけど、今回はあたしが悪いし。それ!」


あたしはヒナタに向かって魔法をかけた


「…治った、のか?」


さっきより顔色がよくなってきたヒナタ