「…ぐす」
不安がまた広がってしまって泣いてしまった
あたしの涙が、氷の結晶となって落ちていく
あたしたち魔女の涙は人間界でいう『雪の粒』と呼ばれるの
目から涙が出てくるとすぐさま凍ってしまい雪へと変わってしまうの
「ヒカゲ、お待たせ。」
「…っ。」
ヒナタが来てしまい、反射的に背を向ける
「ヒカゲ?どうした?」
「う…ううん。」
あたしは急いで目の周りを拭う
「なんでもないよ。」
拭ったと同時にヒナタの方を向く
「そうか?なら、いい。ほら、飯食え」
「うん。」
「今日は、カレーにした。」
「この茶色いの?この白のは?」
「これはな___…」
あたしはヒナタの説明に耳を傾け、頷きながら話を聞く
ホッと心の中で息をつく。
よかった…
ばれてなくて…
そんなことを思いながらヒナタとご飯を食べた。



