HelloWeen.Kiss


「ま、とりあえず食ってみろ」


「うん。」


あたしはそれを掴んだ


「…あっつ。」


「熱いから思いっきり握るなよ。ほら、湯気出てるだろ?」


カップラーメンというものから確かに、湯気っぽいのが出ていた


「本当だ…」


「だろ?箸は持てれるか?」



棒二本を渡された



これ、どう持つんだろ…


試行錯誤してたらパッとヒナタに取られた


「とりあえず俺が食わしてやる。ほら、口開けろ」


あたしは言われたとおり口を開けた


すると暖かいものが口の中に入ってきた


あたしはそれを口に含んで噛んだ


「……もぐもぐ…。…美味しい!」


あたしがそう答えるとヒナタはもっと口の中にいれてきた


あたしはそれをお腹いっぱいになるまで食べる。


「…美味しかった!」


「だろ?今度はなんか美味いもん食わしてやる。」


「本当?人間界の食べ物って美味しいんだね。」


「もう、トカゲ食うなよ?」


「それはできないよ。少しでも魔力を付けとかないと、あたし死んじゃう。」


「死ぬのか…?」


「そうそう。だから、許してもらえる?食べないと死んじゃうから…」


「なら、許す。けど、さっき約束したように人前では食うなよ?さ、片付けてくるからそこで待ってろ」


ヒナタは目の前のカップラーメンのゴミをもってまた何処かに行った