「ヒナタには沢山迷惑かけそうよね。こんなにしてもらってるのに、お礼じゃなくて仇で返すとか…」


さっきは確かに落ち着いた


けど、1人になったらいっつもコレ。


悪い方ばかり考えてしまう。


「…借りをたくさん作ったよね。あ、そうだ。借りばかりは嫌いだから明日何かしてあげよう。」


あたしがそう考えたらヒナタがやってきた


「簡単なものしかねぇけど、食え」


コト


テーブルの上に置かれたのは湯気が出てる変な形をしたもの


「カップラーメンだ。食えるか?」


「わかんない。人間の食べ物食べたことがないから」